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CONTENTS目次
「営業管理ツールは便利そうだけど、月額料金を払うほどではないし、自分のやり方に合わない」——そんなモヤモヤを抱えている方に、まず結論からお伝えします。プログラミング未経験でも、AIに日本語で要望を伝えるだけで、自分専用の営業管理システム(CRM)は自作できました。私はコードを書いた経験がまったくない普通の会社員ですが、Claude Codeというツールを相棒に、スマホからもPCからも使える営業管理アプリをゼロから作りました。この記事では、実際に作った機能・あえて入れなかった機能・既製品との一番の違いを、うまくいった点も含めて正直に記録します。
この記事でわかること
- プログラミング未経験でも営業管理アプリ(自分専用CRM)をAIで自作できること
- 実際に実装した機能と、あえて入れなかった機能の判断
- 既製品との一番の違いと、自作ならではの実感
なぜ市販ツールではなく「CRM自作」を選んだのか
営業の記録をきちんと管理したいと思ったとき、最初に頭に浮かんだのはSalesforceのような市販の営業管理ツールでした。CRMとは「顧客管理システム」のことで、企業情報や商談の進み具合をまとめて管理できる仕組みです。
ただ、実際に検討してみると、いくつか引っかかる点がありました。多機能すぎて使いこなせる気がしないこと、そして自分の営業スタイルに合わせようとすると、結局は「ツールのやり方」に自分が合わせる形になってしまうことです。
そこで、市販ツールを契約する代わりに、自分専用の営業管理システムをAI(Claude Code)で自作するという選択をしました。Claude Codeは、日本語で「こういう画面がほしい」と伝えると、それに沿ってアプリを組み立ててくれるAIツールです。
正直、最初は「コードを書けない自分に業務アプリなんて作れるのか」と半信半疑でした。でも結果的に、スマホからもPCからも使える営業管理アプリが手元にできました。CRM 自作というと難しそうに聞こえますが、AIを相棒にすれば未経験でも入り口に立てる、というのが今回の一番の気づきです。
AIで作った営業管理アプリに入れた機能
まず、自分の営業の流れを思い浮かべながら「どんな機能が必要か」を洗い出しました。ここが一番大事なところで、コードの知識よりも「自分の業務を言語化できるか」が問われる作業でした。
実際に実装した機能は次のとおりです。
- 企業情報の管理
- 営業リストの管理
- 架電記録(電話をかけた記録)
- 案件情報の管理
- 商談結果の記録
- 顧客詳細の管理
- 商談カレンダー
- 月別の営業結果やアポ率のダッシュボード
この中でも、月別の営業結果やアポ率が一目で見えるダッシュボードは、作ってよかったと感じた機能です。ダッシュボードとは、数字やグラフをまとめて表示する画面のことで、「今月はどれくらい動けたか」がぱっと分かります。
営業リストから架電記録、案件、商談結果までを一つの流れでつなげたので、電話した相手が今どの段階にいるのかを追いやすくなりました。既製品でも似た機能はありますが、項目の並びや名前を自分の言葉で決められるのが自作の良いところだと感じています。
💡 ポイント: 機能を決めるときは「便利そうなもの」より「自分が毎日使う動作」から考えると、無駄なく作れます。
あえて入れなかった機能(ToDoとAI機能)
作っていく中で、逆に「入れなかった」機能もあります。ここは自分なりに考えて判断した部分です。
具体的には、次の2つは今回あえて実装しませんでした。
- ToDo機能(やることリスト)
- AI機能(アプリ内でのAI活用)
ToDo機能は便利そうに見えますが、今の自分にはカレンダーと商談記録があれば十分で、管理する場所が増えるとかえって続かないと判断しました。AI機能も、「あったらかっこいい」だけで、現段階では具体的な使い道が思いつかなかったので見送りました。
「作れるから作る」ではなく「今の自分に必要か」で線を引いたことが、結果的にシンプルで使いやすいアプリにつながったと思います。AIに頼むと機能はいくらでも足せてしまうので、この引き算の判断はむしろ大事でした。
⚠️ 注意: AIは頼めばどんどん機能を増やしてくれます。だからこそ「本当に使うか」を自分で決めないと、使わない機能だらけの重いアプリになりがちです。
発展編:営業リストを自動でスコアリングする機能
基本の営業管理アプリが形になってから、もう一歩踏み込んで追加したのが「営業先リストを条件でスコアリングして自動生成する機能」です。スコアリングとは、それぞれの企業に点数をつけて、優先度を分かりやすくすることです。
ここでポイントなのは、このスコアはAIが判断しているわけではなく、自分で決めたルールベースで計算しているという点です。ルールベースとは「この条件ならプラス何点、この条件ならマイナス何点」というように、あらかじめ決めた基準で機械的に点数をつける方法です。
たとえば「ホームページが無い会社は大幅に減点する」といったルールを入れています。自分の営業経験から「ここは重視したい」と思う条件を、そのまま点数の仕組みに落とし込めるのが便利でした。
さらに、外部からデータを取ってくる部分は無料枠の範囲内に収めるようにして、追加コストはゼロで運用できています。AI アプリ開発 未経験の立場だと、つい「お金がかかりそう」と身構えますが、工夫すればコストをかけずに実用的な機能を足せると分かったのは大きな収穫でした。
未経験の自分がやったのは「日本語で要望を伝える」だけ
ここまで読むと「技術的に難しそう」と感じるかもしれませんが、私が実際にやったことはとてもシンプルです。
技術構成はAIに任せました。具体的にはNext.jsとSupabaseという組み合わせで作られています。Next.jsは画面をつくるための仕組み、Supabaseはデータを保存しておく仕組み、というくらいの理解で、私自身はその中身を細かく分かっているわけではありません。
私がやったのは「どんなデータ項目がほしいか」「どんな画面にしたいか」を日本語で伝えることだけでした。技術の選び方も設定も、基本はAIが提案してくれたものに乗っかった形です。
もちろん、思いどおりに動かない場面もありました。要望の伝え方が曖昧だと、意図とずれた画面が出てくることもあり、「こうしたい」を具体的な言葉にする練習が必要だと感じました。ここは営業でお客様の要望を整理するのと似ていて、非エンジニアでも普段の仕事の感覚が活きる部分だと思います。この手探りの進め方については運営者紹介(/about)でも触れています。
自作CRMを使ってみて感じた既製品との違い
実際に自作の営業管理アプリを使ってみて、一番強く感じた既製品との違いは、自分の営業スタイルに完全に合わせた画面になることでした。
市販ツールは多くの会社で使えるように作られているぶん、どうしても「みんな向け」の作りになります。一方で自作したものは、項目の名前も画面の並びも、自分が毎日見て一番しっくりくる形にできました。使っていて迷いが少ないのは、この「自分仕様」だからだと思います。
もちろん、良いことばかりではありません。市販ツールなら最初から用意されているサポートやセキュリティ面の安心感は、自作にはついてきません。不具合が出たら自分で(AIと一緒に)直す必要があります。
それでも、営業管理 アプリ 自作という選択は、私にとっては挑戦する価値がありました。完璧な万能ツールではなく、「自分の使い方にちょうど合った道具」を持てたことが、一番の満足につながっています。
まとめ
プログラミング未経験の会社員である私が、AI(Claude Code)を使って自分専用の営業管理システム(CRM)を自作した記録をまとめました。企業情報や架電記録、商談カレンダー、月別のダッシュボードなど必要な機能を実装し、ToDoやAI機能はあえて見送りました。さらにルールベースのスコアリングでリストを自動生成する機能も追加コストゼロで追加できました。私がやったのは日本語で要望を伝えることだけ。既製品との一番の違いは、自分の営業スタイルにぴったり合う画面が持てたことでした。
FAQ
よくある質問
Qプログラミング未経験でも本当にCRMを自作できますか?
私自身、コードを書いた経験はまったくありませんが、AI(Claude Code)に日本語で要望を伝える形で営業管理アプリを作れました。技術の選定や設定はAIに任せ、私は必要なデータ項目や画面の要望を伝えただけです。ただし、要望を具体的な言葉にする力は必要だと感じました。
Q自作にどれくらいの費用がかかりますか?
私のケースでは、外部データを取得する部分も無料枠の範囲内に収めたため、追加コストはゼロで運用できています。ただし利用するツールやサービスによって条件は変わるため、実際に始める際はご自身で最新の料金を確認してください。
Q市販の営業管理ツールと比べて何が違いますか?
一番の違いは、自分の営業スタイルに完全に合わせた画面にできる点です。項目名や画面の並びを自分仕様にできます。一方で、市販ツールにあるサポートやセキュリティの安心感は自作にはないため、不具合は自分(とAI)で対処する必要があります。